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株を買う前に確認するべき大事なポイント。
日本には上場企業が約3800社あるので、国内には上場企業の社長が約3800人いるということになります。たくさんの人がいれば、経営に対する意識や考え方も、もちろん様々なものがあるはず。株価は市場が決めるものだとあきらめていて、必要最低限の情報しか公開をしていない社長もいれば、より多くの投資家に自社を知ってもらおうと積極的に活動している社長もいるのです。
株に投資するということは、その株式会社の利益を見込んでお金を出すということ。そのため、投資を決める前にその企業のトップである社長が、自社の株価に対してどれほど強い意識をもって企業経営をしているのかを確認することは、重要なポイントの一つだということを覚えておいてください。
同じような規模、業種、ビジネスモデルであっても、株価の推移が異なることはよくあります。それは、経営者の意識が要因である場合も多くあるのです。最近では、より多くの投資家に向けて自社のことを知ってもらおうと、動画などの様々なコンテンツを使って投資家への発信をする企業も増えてきています。公開されている情報の質と量は、その企業の株価に対する意識を表しているといっても過言ではありません。そういった発信を大切にしているかどうかは、企業のホームページを見比べてみると一目瞭然です。
したがって、株式投資をされる場合には、まずその企業ホームページの投資家情報(IR情報)欄をしっかりと確認することをおすすめします。