～お金の知識で暮らしを豊かに ～Money Journal vol.7

ふるさと納税とは、自治体に寄附をすることによって、実質二千円で各自治体の特産品などの返礼品がもらえる上、翌年に支払う税金を少なくすることができる制度です。返礼品は各自治体によって違い、ブランド牛や米、フルーツなど各地域の特産品もあれば、トイレットペーパーといった日用品などと多種多様。そのため、欲しいと思う返礼品が準備されている自治体を選ぶ楽しみもあります。大変お得な制度なので、活用しない理由はないと思いますが、下記の3点については注意が必要です。

●確定申告または、ワンストップ特例制度を利用した手続きをしなければ、翌年の税金控除は受けられません。確定申告期日は寄附した翌年の3月15日まで。ワンストップ特例制度は寄附した翌年の1月10日までです。手続きをお忘れなく。

●税金控除額は年収や家族構成によって変わるため、ご自身の寄附金額の上限を把握しておくことが大切。ネットで簡単にシミュレーションができるので、寄附前にリサーチをしてみてください。

●返礼品の実質金額は寄附金額の上限30％と定められていますので、寄付金額相当の返礼品がもらえる訳ではありません。

毎年、ふるさと納税を活用し、翌年の支払う税金を抑え、豪華な返礼品がもらえれば、かなり大きな金額になっていきますので、是非活用してみてください。